- 2020年10月4日
- 2021年5月25日
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“剛性”と”強度”は違う その2
以前、曲げという現象における剛性というものが何かということを書きました。 その2では、曲げにおける強度について書きたいと思います。 そもそも強度とは? 剛性は、材料(ヤング率)と形状に依存します。 では強度はどうでしょうか。 強度は、材料そのものが持っている特性になります。 でも強いとか弱いとかとい […]
以前、曲げという現象における剛性というものが何かということを書きました。 その2では、曲げにおける強度について書きたいと思います。 そもそも強度とは? 剛性は、材料(ヤング率)と形状に依存します。 では強度はどうでしょうか。 強度は、材料そのものが持っている特性になります。 でも強いとか弱いとかとい […]
日本のものづくりが今ほどグローバル化されていない時、JISに則った図面表記に日本語が入っていました。 今でもよく見るのが深ザグリの表現です。 でも最新のJISでは、こうなっています。 残念ながらこの表記で描かれた図面には、まだお目にかかったこと […]
お客さんや技術者と話をしているときに、強度とか剛性とかの言葉を耳にする機会がたまにあります。 でも何だかこの2つの言葉を混同しているなと感じることもありました。 そこで、もう一度この2つの単語の意味を、よく使われる梁の現象を使って振り返ってみたいと思います。 剛性とは? 力には、引張・圧縮、曲げ […]
以前、面取りの話題がありましたが。 これって私が気にしているだけかもしれませんが、頂点の面取り形状ってどうするべきなんでしょうか。 3辺の面取りをすると合流する頂点は、上図のようにとんがってしまいます。 多分このままにされることは無く、 実際には、こんな形でとんがった先が […]
もう40年近く前に実際にあった話です。 1つは当時の私の上司の話で、もう1つは私自身の経験したことです。 当時はこんなことが、日本の製造現場でも起きていたんです。 形状を省略したら、物まで省略されちゃった! ある厚さを持った上図形状Aは、当時のJISでは対象記号無しでBの様に描いてもOKでした。 設 […]
糸面取りって? 糸面取りっていう言葉を聞いたことがないという方もいらっしゃるかもしれません。 糸状のバリ取り程度ということのようですが、じゃぁいくつなんだと言うと答えは一つではない様です。 C0.1とかC0.2とかC0.3など様々です。 殆どの場合、ピン角(エッジ)でなければ良いという感じなのでその […]
ドラフターからCADへの移行はイノベーションだった。 2D CADに初めて触れたのは1985年前後で、プロジェクトのタイミングも有って設計部内では比較的早かったほうでした。 今のような汎用化されたCADではなく、当時は社内でCADそのものをセミカスタム化し運用していて、最初は数台の端末を予約して使う […]
T定規の世界から 1990年代の初め頃までは、製図と言えばドラフターが主流だったと思います。 それでも一番最初は、製図板とT定規、分度器、メモリの無い三角定規、コンパス、ディバイダ、鉛筆削りと字消板で授業の製図をしていました。 ドラフターすら使っていませんでした。 若い人は見たこともない様な道具もあ […]